HCFC(R22冷媒等)の全廃期限について
環境保護対策として古い業務用エアコンに多く使われていたHCFC(R22)冷媒の削減・全廃が1987年のモントリオール議定書にて決められ、2015年には実質全廃となり2020年に完全撤廃となりました。
各メーカーはすでに冷媒の切り換えを完了しており、生産も多くのメーカーで終了しているため、HCFC(R22)冷媒の入手が困難となり、修理費用の高額化や修理期間の長期化など、故障の際に頭を抱えてしまう事態に陥る可能性があります。
ご存じですか?
業務用エアコンに利用されている冷媒は、熱効率性能や環境負荷などあらゆる側面から見直され、改良され、変化しています。10年以上利用されている方は今後、機能や性能・電気代・修理対応など様々な面でリスクが高まってきます。
R22冷媒使用の業務用エアコンを利用中で、まだまだ使えると思っていらっしゃる経営者・事業主の方はたくさんいらっしゃいます。 ただ、様々なマイナス要因が増えることは事実です。 もし、故障してもすぐに直せないとなると経営者・事業主の方はもとより、お客様にご迷惑をお掛けしてしまう事になりかねません。 是非、暑さや寒さが本格化する前にお入れ替えをご検討下さい。