寒い時期は血管の事故が増加します。寒さにより血管が収縮し、血液の流れが悪くなり、血圧も上昇してしまいます。室内外の移動などで急激な温度変化を感じることが増えることも原因のひとつ。血管や心臓は急激な温度差による負担に弱いものです。動脈硬化が進んだ高齢者や、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の方は、冬の血管事故に注意が必要です。
ヒートショックを起こしやすい所は?
①あたたかい場所から廊下に移動したとき
②あたたかい場所から寒い所に移動したとき
ヒートショックを防ぐために
①暖かい部屋から浴室やトイレなどへ行く際は、上着を羽織ったり、スリッパや靴下を履くなどカラダを冷やさない。
②寒い部屋は暖房などで暖め、気温差をできるだけ小さくしておく。