エアコンの暖房をつけているのに寒い…という経験をしたことはありませんか?故障かと思うかもしれませんが、故障ではなく簡単に改善できるかもしれません!
風向きを下向きにする
エアコンを暖房運転で使用する際、部屋全体を暖めようと、風向を上向きにしている人がいますが、実はこれ逆効果なんです。空気の特性として、冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上がっていく性質があり、エアコンから吹き出す温風も同様となります。
吹き出し角度が下向きでないと、温風が部屋の高い位置に上がってしまい、低い位置まで届かずなかなか部屋が暖まりません。よって、空気の特性をふまえ「下向き」に吹き出すように風向設定しましょう!※暖房運転時の上下風向、風速は自動モードがある機種では「自動」に設定するのがおすすめです。
また、せっかくの温風も窓ガラスに当たり、冷たくなってしまうことがあります。そんな時は、長めのカーテンを使いましょう。カーテンで窓をしっかり覆っていれば、空気と窓が接するのを防ぐことができて、お部屋も暖まりやすくなります!
それだけでなく意外と見落としがちですが、ドアや窓にある、ほんのちょっとの隙間からも風は入ってきます。ドアやカーテンを閉めることで、玄関や窓辺など、外から冷気の侵入を遮断することができます。冷気の侵入を防ぎ、部屋を保温することで、しっかりと効率良く快適空間を実現しましょう!
室外機をチェック
そもそも、エアコンから暖かい空気が出ていない…という方は室外機をチェックしましょう。エアコンの掃除はしていても、室外機のお手入れまではしていない…なんて人は多いと思います。
室外機は外に置いてあるので、枯葉が室外機の中に舞い込んできたり、砂が舞ってきたりします。そうなると、エアコンの効きが悪くなる上、電気代も増えてしまうなど、悪いことだらけです。定期的に掃除するようにしましょう。また、室外機の周りに物を置くことも、エアコンの効きを悪くしてしまう原因となります。周り20cm以内には、何も物を置かないようにしましょう!
室内の空気を循環させる
空気清浄機やサーキュレーターは室内の空気を循環させるのにうってつけのアイテムです。室内上部に溜まる温かい空気を循環させ、室内の温度を一定にします。空気清浄機の風が窓に当たると窓際の冷たい空気も部屋の中に入れてしまうことになるので、空気清浄機を使うときは壁や窓から少し離れた場所に置くようにしましょう!