ようやく梅雨が明け、「業務用エアコンが故障したので入れ替えたい」と言ったお問い合わせが多くなってきました。この先、しばらくは最高気温30度以上の真夏日が当たり前になり、お盆明けにかけては、さらに暑さがパワーアップ。九州から関東で最高気温35度以上の猛暑日の所が一気に増える見込みです。
お盆明けまでは猛烈な暑さに
8月〜9月は全国的に「高温予想」で、暑さのピークを迎えます。お盆も「新型コロナウイルス対策」だけでなく「万全な熱中症対策」が欠かせません。
8月に入り、少し暑さが和らぐ日もありますが、9日(日)頃から17日(月)頃は、沖縄と九州から東北の広い範囲で平年を上回る暑さが予想されています。
気象庁から発表された早期天候情報では、暖かい空気に覆われやすくなるため、沖縄と九州から関東甲信は9日頃から、北陸と東北は10日頃から、平均気温が平年よりかなり高くなる可能性があるとしています。また、最高気温35度以上の猛暑日地点が九州から関東で急増する見込みです。西日本だけでなく、関東周辺でも猛烈な暑さになります。
室内熱中症に注意
総務省消防庁によれば、2017年から2019年の熱中症発生場所は3割から4割が敷地内全ての場所を含む住居となっており、室内での熱中症の発生も多くなっています。
室内での熱中症は、室内で過ごしている間に室温や湿度の上昇など、環境要因で起こるほか、屋外での活動後に室内で適切に体を冷やすことができず熱中症になる場合などがあります。
今年は、新型コロナウイルス対策をしながら、暑さ対策も求められていますが、くれぐれも無理は禁物です。部屋の中でもこまめに水分補給をするのはもちろん、適度に扇風機やエアコンを使用して、体の中に熱がこもらないようにしましょう。人のいない所では、適宜マスクを外して、休憩してください。