新型コロナウイルスの影響により、密閉された空間の「換気」が重要視されています。エアコンをつけっぱなしにすることが多い夏や冬は、窓を閉め切ってしまい換気をする機会が少なくなります。エアコンで換気もできている、と思っている人も多いかもしれませんが、実はほとんどのエアコンで換気はできません。しかし、健康を守るためには部屋の空気をこまめに入れ替え、キレイな空気を保つことが大切です。
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エアコンは室内の空気を循環させている
エアコンの通常運転では、部屋の換気をすることはできません。エアコンは部屋の空気を吸い込んで、吸い込んだ空気を冷やしたり、暖めて部屋の中に戻す仕組みです。外から新たに暖かい空気を取り入れると効率が悪くなってしまうため、外気はシャットアウトされています。
換気で空気を綺麗に保つ
アレルギーや汚れた空気を防ぐためには、こまめな換気が大切です。部屋の中の空気が長く留まると、徐々にウイルスや汚染物質が増え、感染・発症リスクが高くなってしまいます。人体に悪影響を及ぼす状態を解消するのが「部屋の換気」になります。ニオイがこもっていたり、窓や壁に結露が発生しているときちんと換気できていないサインなので注意しましょう。
きちんとした換気の方法
●24時間換気システムを使う
部屋の壁や天井には「換気口」がついており、この換気口から部屋の中の汚れた空気が建物の外に出され、同時に建物の外から新しい空気を取り込むように設計されています。
家やマンションの換気ではこの換気システムが一般的で、2時間で室内の空気を丸々一回入れ替えることができます。外から空気が入ってきて寒い・暑いなどの理由で換気口を閉じたり、システムのスイッチをオフにしたりしてしまうと、知らず知らずのうちに空気の汚れが溜まってしまうので注意してください。
●窓を開けて空気の通り道を作る
窓を開けて換気する時の目安は、1時間に5~10分程度。できるだけ回数を多く換気するのが効果的で、2時間に1回10分の換気をするよりも、1時間に5分の換気を2回する方がいいとされています。また窓を開けて換気をする時は、1か所の窓だけでなく、2か所の窓を開けることで空気の通り道ができます。さらに2つの窓が対角線上にある場合、効率的に換気することができます。また、窓がない部屋の場合は、部屋のドアを開け、扇風機などを部屋の外に向けて回した上で、洗面室・トイレなどに設置されている換気扇を回すことで汚れた空気を外に出すことができます。
窓を開けて換気する際、花粉が気になる場合は窓の近くに空気清浄機を置くことで、花粉の侵入をある程度抑制することができます。また、窓を開けたことでの温度や湿度の変化が気になる場合はエアコンを上手に使ってコントロールしましょう!
コロナ禍でエアコンの負荷増大
新型コロナウイルスの対策で換気が重要になっている中、エアコンを使用しながらの換気も多くなっています。ドアや窓を開けることによって外の冷たい空気が室内に入り込み、室内の温度を低くするため、エアコンがフルパワーで運転し続けます。その結果、普段より電気代がかかるだけでなく、エアコン本体にかなりの負荷がかかってしまいます。
コロナ禍のこの時代に空気環境を良くするためには、エアコンの定期的なメンテナンスが重要です!
エアコンを導入した約8割の人が後悔
多くの人がエアコンを使用する時期になって初めて不調に気付きます。しかし、気付いてから工事依頼をしては、もう手遅れです!シーズン中は工事が混み合うため、「設置までに日数がかかり休業せざるを得なかった」「お客様から不満の声が聞こえた」など、もっと早く対応しておけばよかった…という声も多く聞かれます。快適な空気環境で過ごすため、ぜひ早めの入れ替えを検討してみてください!
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