室内で快適に過ごすために必須のエアコン。省エネの観点から悩むのが温度設定ではないでしょうか。快適なエアコン生活と省エネを両立するためには、適切なエアコンの温度設定に加えて工夫が必要になります。今回は快適な温度設定だけでなく、部屋を涼しくする工夫もご紹介します!
冷房の設定温度の目安は28度
環境省が推奨する夏の室温目安は28度です。ただしこれは「室温」の話ですので、エアコンの設定温度と室温はイコールではありません。エアコンで28度の温度設定にしたとしても、建物の構造や外気温、日の入り方などによって室温が上がる場合は、エアコンの設定温度を少し下げるなどの調節をしましょう。
湿度との関係
日本の夏が過ごしにくいといわれる原因は、湿度の高さです。暑さよりも湿気がつらいという人も多いのではないでしょうか。湿度が10%上がると、体感温度が1度上がるといわれています。この湿度の高さが体感温度を上げ、実際よりも暑く感じさせているため、いくら室温が下がっても、湿度が高いと不快に感じてしまうのです。
すぐにできる!部屋を涼しくする工夫
●サーキュレーターや扇風機を併用する
涼しい空気は部屋の下のほうに溜まります。つまり、快適温度に設定しても、部屋の空気の温度にはムラがあります。そんな時はサーキュレーターや扇風機を天井に向けて風を起こし、部屋の空気を攪拌(かくはん)すると温度ムラがなくなり、部屋のどこにいても快適に感じることができます。また、風が身体に直接当たることによって、体感温度は1度以上下がります。扇風機やサーキュレーターをうまく使い、電気代を抑えつつ快適に過ごしましょう!
●除湿モードを活用する
夏の湿度の目安は55~65%です。それ以上の湿度がある場合は、除湿モードで運転するのがおすすめです。冷房は部屋の空気の温度を下げることを優先する機能ですが、除湿は部屋の湿度を下げることを優先する機能です。快適に過ごすためには湿度の調節がかなり重要になります!
●緑のカーテンなどで直射日光を遮る
コンクリートのベランダに直射日光があたると、日差しを吸収してベランダの表面温度が高くなります。ベランダにすのこや緑のカーテンなどで影を作り直射日光を遮ることで、照り返しを抑えて部屋を涼しくできます。また、遮光カーテンなどもオススメです。
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