■2021年6月25日 更新
夏が近づいてきました!この季節に悩むのがエアコン冷房の電気代ですよね。少しでも節約できるよう「こまめにオン/オフ」をしているかもしれませんが、実はその使い方、逆に電気代が高くなります!前回お伝えした内容を更新しましたので、ぜひご覧ください!
目次
弱運転だと電気代は?
エアコンは室内温度を設定温度にするまでの間、一番電気代がかかります。そのため、エアコンの温度が設定温度になったからといってスイッチをオフしてしまうと、次にエアコンをつける時に再度エアコンが設定温度まで室温を下げなければなりません。では、最初から弱運転にするのは?と思う人もいるかもしれませんが、最初から弱運転で運転すると設定温度になるまでの時間が長くなります。つまり、時間が長くなる分電気代が高くなってしまいます。
換気をする時もつけっぱなしのほうがおトク?
ダイキン工業は8月24日、感染症対策としての窓開け換気を行いつつ、なるべくエアコンの電気代を抑える運用についての実験結果を発表しました。換気のたびにエアコンをオン/オフするより、つけたままのほうが電気代が安く、室温の上昇も抑えられます。
窓を開けると外の温かい空気が室内に流れ込むためエアコンの負荷は増えます。「エアコンのオン/オフを繰り返すと稼働時間は減るが、エアコンは電源を入れた直後に電力を多く消費するため、電気代は上がる」と説明しています。つけっぱなしの方が室温の上昇が抑えられることもあわせ、「窓開け換気時はエアコンをつけっぱなしにするのが正解」と結論付けました。
エアコン冷房の電気代を節約するなら!
エアコン冷房の電気代を節約するには、自動運転でつけっぱなしにしておきましょう!エアコンの自動運転モードは、一気に設定温度まで室温を下げ、その後は微弱運転や送風運転で室内温度を保ちます。短時間で設定温度にするため、無駄な電気代がかかりません。そのため、こまめにオン/オフをするのではなく自動運転でつけっぱなしにしておいたほうが電気代を節約できます。
エアコンの電気代を節約する方法
エアコンを入れ替える
使用してから7年以上経っている古いエアコンを使っている場合、最新の省エネエアコンに入れ替えるだけで電気代がお得になります。
扇風機、サーキュレーターを併用する
人間は風のあるなしによって体感温度が変わります。エアコンを使用しながら扇風機やサーキュレーターを併用すると、設定温度が高くても涼しく感じることができます。その際にエアコンの風向きは水平に、扇風機は首降りにし、可能なだけ上に向けて設置しましょう。そうすることによって、エアコンから水平に吹き出された冷風が下に降りてきたところを扇風機の風で室内へと循環させることができます。
フィルター掃除をする
エアコンのフィルター掃除をしないとフィルターが目詰まりしてエアコンの効率が下がり、その分無駄な電気代がかかってしまいます。また、ダニやホコリがたまり、空気が汚れてしまいます。定期的にフィルター掃除をすることで、エアコンの効率が下がるのを防ぎ、電気代が節約できます!
エアコンを賢く使用し、快適に過ごしましょう!
■2015年3月1日 公開
夏にエアコンを使用する際、こまめにオン/オフするほうが電気代の節約になるのでは?と思うかもしれませんが、実は逆に電気代がかかってしまうことをご存知ですか?
こまめにオン/オフがダメな理由
エアコンは室内温度を設定温度にするまでの間、一番電気代がかかります。そのため、エアコンの温度が設定温度になったからといってスイッチオフしてしまうと、次にエアコンをつける時に再度エアコンが設定温度まで室温を下げなければなりません。こまめにオン/オフをしないで自動運転でつけっぱなしにしておいたほうが電気代を節約できると言えます。
エアコンのつけっぱなしで電気代節約
日中30分~1時間未満くらいであれば、エアコンのつけっぱなしが効果的と言われています。そのため、ちょっとした用事でオフィスをあける場合などは、つけっぱなしにしたほうが電気代を安く抑えられます。もちろん、長時間外出するのであればスイッチオフにした方がお得と言えるでしょう。
時間帯や状況によって、エアコンをあえてつけっぱなしにすることで電気代を抑えることができますが、全てのエアコンに当てはまるわけではありません。特に注意が必要なのは、製造年月日が古いエアコンです。エアコンは時代が進むにつれてどんどん省エネ化していますが、古いタイプのエアコンでは、エネルギー効率面が十分ではないために、不必要な電力を消費することになってしまいます。エアコンが古い場合、コストはかかりますが最新のものに入れ替えた方が長い目で見た時、お得になる場合もありますので、一度検討してみてください!