エアコン温度を1度下げる電気代は?28度と30度の節電効果も解説

エアコンの電気代を節約したいと考えたとき、真っ先に思い浮かぶのが「設定温度を変える」という方法です。「冷房の設定温度を1度下げると電気代はいくら上がるのか」「28度と30度ではどれくらいコストが変わるのか」と疑問を持つ方は少なくありません。

本記事では、エアコンの設定温度による電気代の変化や、28度と30度の明確な違い、そして温度設定以外で即効性のある節電術を具体的に解説します。

この記事の結論(要約)

  • 冷房の設定温度を1度上げると約10%の節電、1度下げると約10%電気代が上昇する
  • 暖房の設定温度を1度下げると約10%の節電になる
  • 冷房の設定温度を28度から30度に変更すると約20%の節電になるが、熱中症リスクに直結する
  • 温度を変える以外にも、フィルター清掃やサーキュレーター併用が節電に効果的
  • 大幅な電気代削減を目指すなら、省エネ性能が高い最新エアコンへの入れ替えが最も確実

エアコンの温度を1度下げる・上げると電気代はどう変わる?

エアコンの設定温度を1度変えた際、電気代に与える影響は「冷房」と「暖房」で異なります。環境省のデータ等に基づくと、温度を1度変更した際の電気代(消費電力)の増減目安は約10%です。

冷房運転の場合、設定温度を1度下げる(28度から27度にするなど)と、約10%電気代が高くなります。反対に、暖房運転時に設定温度を1度下げる(21度から20度にするなど)と、約10%の節電になります。

運転モード設定温度の変更電気代への影響(消費電力の増減目安)
冷房1度下げる約10%上昇(コスト増)
冷房1度上げる約10%削減(節電)
暖房1度下げる約10%削減(節電)
暖房1度上げる約10%上昇(コスト増)

たとえば、1ヶ月のエアコン電気代が10,000円の場合、冷房の温度を1度上げるだけで月額約1,000円のコストカットが可能です。節電を意識する際は、現在の運転モードにおける「1度の重み」を正しく把握してください。

エアコン設定温度「28度」と「30度」の電気代と快適性の違い

夏の冷房時、「28度」と「30度」のどちらに設定すべきか迷うケースがあります。結論からお伝えすると、節電効果を重視しすぎて30度に設定するのは推奨しません。

以下の表で、26度設定時を基準とした場合の「28度」と「30度」の違いを比較しました。

設定温度節電効果(26度と比較)室内の快適性と注意点
28度約20%の節電環境省が推奨する室温目安。無理のない範囲で節電と快適性を両立可能
30度約40%の節電節電効果は最大化するが、室内が冷えきらず熱中症リスクが跳ね上がるため危険

設定温度を30度にすれば、28度の時よりもさらに約20%(26度比で約40%)の電気代を削減できます。しかし、30度の冷房設定では真夏の室内温度を十分に下げることができず、オフィスで働く従業員や、体温調節機能が弱いお年寄り・赤ちゃんの健康を損なう原因になります。

節電は重要ですが、無理な温度設定は体調不良や業務効率の低下を招きます。冷房の設定温度は「28度」を上限の目安とし、快適性を損なわない範囲で運用してください。

温度を変える以外で実践すべきエアコン節電術3選

エアコンの温度を変える以外にも、電気代を下げる有効な手段があります。以下の3つを確実に実践してください。

1. フィルターを2週間に1回掃除する

フィルターにホコリが詰まると、空気を吸い込むために余分な電力を消費します。2週間に1回の頻度でフィルター清掃を行うだけで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力を削減できます。

2. サーキュレーターや扇風機を併用する

冷たい空気は部屋の下部に、暖かい空気は上部に溜まる性質があります。サーキュレーターを使って室内の空気を循環させることで、設定温度を無理に変えなくても体感温度を下げ(または上げ)、冷暖房効率を劇的に向上させることが可能です。

3. 風量は「自動」に設定する

電気代を抑えるために風量を「弱」で固定するのは逆効果です。設定温度に到達するまでに時間がかかり、結果的に消費電力が増加します。風量を「自動」にしておけば、エアコンが最も効率的な風量調整を行うため、無駄な電力消費を防ぎます。

電気代を根本的に削減するなら「最新エアコンへの入れ替え」が確実

設定温度の調整やこまめなメンテナンスを行っても電気代が高い場合、エアコン本体の老朽化が原因です。10年以上前の古い業務用エアコンは、最新機種と比較して電力消費量が非常に大きく、運用し続けるだけでコストの無駄が発生しています。

電気代を劇的に削減したい場合は、最新の省エネエアコンへの入れ替えが最も確実な解決策です。

「ACNエアコン.com」では、初期費用0円で最新の省エネ機種を導入できる業務用エアコンのリースプランをご用意しています。最新機種に入れ替えることで月々の電気代が大幅に下がり、削減できた電気代の範囲内でリース料金をまかなえるケースも多数存在します。

現状の電気代に課題を感じている方は、完全無料の現地調査・お見積もりをぜひご活用ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 冷房の温度を1度下げるのにかかる電気代はいくらですか?

機種や使用環境によって異なりますが、消費電力が約10%増加します。仮に1時間あたりの電気代が20円の場合、設定温度を1度下げるごとに1時間あたり約2円のコスト増となります。

Q. 節電のために冷房を30度に設定しても問題ありませんか?

節電効果は高まりますが、健康面から推奨しません。とくにお年寄りや乳幼児がいる環境、または日差しの強いオフィスでは熱中症のリスクが跳ね上がります。健康を最優先し、28度を目安にサーキュレーターなどを併用して体感温度を下げてください。

Q. 業務用エアコンの電気代を最も効率よく下げる方法はありますか?

10年以上前の古いエアコンを使用している場合、最新の省エネ機種へ入れ替えるのが最も効率的です。消費電力を最大で約50%〜70%削減できるケースもあり、電気代の削減分だけでリース料金を相殺できることも多々あります。

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