エアコンの寿命は何年か、ご存知でしょうか?エアコンは徐々に故障すると思われがちですが、実はある日突然パタンっと故障し、電源がつかなくなります。家電の中でも高額であるエアコンは、買い替えるのか修理をするのかとても悩むと思います。
こんな症状は故障のサインかも?
エアコンは寿命が近づいてくると、様々なトラブルが起こりやすくなります。エアコンが動かなくなれば故障だと一目でわかりますが、わかりやすい不具合以外にも、故障が疑われる症状があります。
冷房や暖房が効きづらい
冷媒ガスが漏れている可能性があるので、業者に確認してもらいましょう
異音がする
室外機のコンプレッサーや室内機の送風ファンが破損している可能性があります
異臭がする
室内機内部にカビが発生している可能性があります
室内機の水漏れ
ドレンホースが目詰まりしている可能性があります
漏電ブレーカーが落ちる
ショートや漏電を起こしている可能性があり危険ですので、速やかに使用を中止してください
エアコンの寿命
エアコンの平均寿命は10~13年といわれており、メーカーが目安としている耐久年数は概ね7年、長くても10年です。そのため、7年以上使用していれば、入れ替えのタイミングとしては適切な時期といえます。
故障していなくても入れ替えがおすすめ
エアコンは壊れていなくても、熱交換器やフィルター、送風ファンに埃が積もってしまうと運転効率が落ちてしまい、省エネ効果も低くなってしまいます。最新機種は、10年ほど前の古いエアコンに比べて省エネ性がアップ!買い替え費用の負担はかかってもランニングコストが抑えられるため、早めに買い替えた方が節約に繋がる可能性もあります。故障していなくても7年以上使用している場合は入れ替えを検討してみて下さい。
また、エアコンが故障したとき修理に必要な部品の最低保有期間は10年と定められています。この期間内に故障した場合は修理が可能ですが、期間が終了すると修理対応ができなくなるため、何が何でも買い替えなければなりません。エアコンの修理・買い替えで迷った場合は、保証期間があるかどうか、修理費用・買い替え費用を考慮して決めるのも1つです。
エアコンを長持ちさせるには
エアコンを長く利用するためには、エアコンの手入れやメンテナンスが欠かせません。日頃からこまめに掃除をすることによって、故障トラブルが起きにくくなります。ご自身で行うと、大きな事故に繋がりかねないので業者にお願いするのもおすすめです。